鋳造用フラックス|鋳造・フラックス・溶射は日本鋳造技術研究所

facebook

お問い合わせフォームへ

事業内容

トップページ事業内容フラックス鋳造用フラックス

鋳造用フラックス

  • 酸化物の量を減らしたい!(巻込み回避)
  • モールド(鋳型)に付く酸化物を減らしたい!
  • 鋳塊の横割れ・縦割れ(縦筋)を軽減したい!
  • 均一に抜熱したい・冷却速度を変えたい!
  • ピンホール系欠陥を軽減したい!
  • フラックスの巻込みを軽減したい!
  • 環境負荷物質を軽減したい!
  • 上記が鋳造現場では圧倒的に多い事例です。

銅及び銅合金の鋳造機は、縦型連続鋳造機、縦型半連続鋳造機、横型連続鋳造機が圧倒的に多い鋳造機です。
その中で、縦型の鋳造機については、その殆どがモールド(鋳型)にフラックスや被覆材を使用しております。そのフラックスや被覆材については、これまで60年近く様々な種類の製品を、各社の鋳造機に合わせて製造してまいりました。
また、近年は鋳造機に入る迄の溶湯の流れる場所や溜める場所についても、最善のケアをしないと、微細な酸化物を巻込んだりします。弊社ではその様な場所にも使用出来る被覆材をご用意しております。

弊社は、無償サンプルをご提供しておりますので、この機会に一度お試し頂ければ幸いです

鋳造用フラックスに求められる要素

効果 備考
酸化防止 銅合金が凝固する直前の溶湯である為、この場所での酸化は極力抑えなければなりません。よって、溶湯面を綺麗に被覆する事が出来るフラックスが必要。
非金属介在物の除去 添加元素による酸化物(非金属介在物)を補足・除去しなければ、そのまま巻き込まれる為、フラックスはこの補足・除去機能が高い事が必要。
潤滑性 モールド(鋳型)と鋳塊との潤滑性が悪いと、引っ掻き及び横割れが発生する事が多々ある為、フラックスは潤滑性が高い事が必要。
抜熱性 凝固する際に抜熱が不均一であると、鋳塊の蛇行・割れ・内部欠陥等が発生する為、フラックスは均一に抜熱作用を要する事が必要。

代表的なフラックスとその効果

使用用途 フラックス 効果
【高銅合金】
Cu-A-B-C(種々添加)
*Mg,Zr,Ti,Al,Cr,Mn,
Si,Be等の活性金属入り
TD系フラックス
LM系フラックス
LCF系フラックス
その他
活性元素を添加した銅合金の鋳造については、その活性元素の酸化物によって、肌荒れ・巻込み・割れを引き起こします。弊社のフラックスは、これら酸化物の補足を最大限に上げて、潤滑性の良いフラックスを提供しております。
【高銅合金】
Cu-A-B-C(種々添加)
*Fe,Ni,Sn,Zn,P等
LC系フラックス
TD系フラックス
その他
左記元素を添加した場合には、酸化物発生と、Sn起因による割れや縦筋が入り易くなります。
その両方を緩和させるフラックスを提供しております。
【リン脱酸銅】 PN系フラックス
その他
脱酸銅は素早く溶湯表面を覆う事が望まれます。
弊社のフラックスは広がりを重視したフラックスを提供しております。
【Cu-Ni-A-B-C】
洋白,白銅(キュプロ)等
の比較的高融点合金
RS系フラックス
GX系フラックス
その他
ピンホール系の欠陥や割れが多い合金種であり、弊社のフラックスはガス抜け性が良く、極力均一に抜熱出来る様調整したフラックスをご提供しております。
【丹銅系】 RB系フラックス
その他
ピンホールが出易く、フラックスも変性し易い合金種の為、弊社はガス抜け性と変性し難いフラックスを提供しております。
【黄銅系】
黄銅1~3種から
高力黄銅、アルブラス、
鉛快削黄銅の全般
B系フラックス
SS系フラックス
A系フラックス
その他
黄銅には様々な合金があり、その問題点はフラックスの巻込み、偏析、割れ、ピンホール、肌荒れ等様々です。
弊社のフラックスは、各社の鋳造機と現状の問題点を解決する様なフラックスをご提供しております。
【Cu-Sn・青銅系】
アルミ青銅や特殊青銅
PN系フラックス
その他
ピンホールが出易く、フラックスも変性し易い合金種の為、弊社はガス抜け性と変性し難いフラックスを提供しております。
【鉛レス銅合金】 PN系フラックス
その他
有害物質である鉛(Pb)を成分から抜く事で、鋳造欠陥がかなり変わります。一度弊社にご相談下さい。

銅の豆知識

銅及び銅合金の主な特徴としては

  • 電気伝導性が大きい(電線等電気部品に多用されている)
  • 熱伝導性が大きい(鍋・床暖房等で使用されている)
  • 美麗な色調がある(真鍮は黄金色、銅は赤褐色、洋白はシルバー色)
  • 抗菌作用がある(既に医療現場等でも使用が始まっている)

炉内雰囲気の水蒸気圧に対して溶湯中の酸素および水素の平衡関係

この関係は溶湯中の酸素濃度は水素濃度の2乗に逆比例することを示しており、溶湯中の脱ガスにとって重要な意味をもちます。
この条件を上手に利用して溶解する事は大事ですが、それでも鋳込む(鋳造する)段階においては、溶湯中にガスが残存しており、凝固時にピンホール(気泡巣)となって欠陥となります。よって、鋳込む(鋳造する)際にも、被覆材やフラックスは使用前に厳密に水分を除去する必要があり、またその物性においても様々な条件が必要になってきます。
弊社は、その被覆材やフラックスの使用方法についてもご提案出来ます!

  • 銅の豆知識 その1
  • 銅の豆知識 その2