溶解用フラックス|鋳造・フラックス・溶射は日本鋳造技術研究所

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溶解用フラックス

  • 酸化物の量を減らしたい!(歩留を上げたい)
  • 炉壁に引っ付くノロを減らしたい!
  • 低周波の溝部の閉塞を改善したい!
  • 溶湯の水素量を下げたい!
  • 有効元素以外の不純物を取り除きたい!
  • S(硫黄)量を減らしたい!
  • 溶湯を綺麗に被覆したい!
  • 上記が鋳造現場では圧倒的に多い事例です。

銅及び銅合金の溶解炉は、主に溝型低周波炉・るつぼ型中周波炉・高周波炉・反射炉・シャフト炉等様々なタイプの炉で材料を溶解します。各社様々な合金があり、その問題点も様々です。弊社は会社設立以来、約60年にも渡り色々なパターンで、皆様のお手伝いをさせて頂きました。その経験を生かして、皆様のお困り事を解決致します。

弊社は、無償サンプルをご提供しておりますので、この機会に一度お試し頂ければ幸いです

溶解用フラックスとは、下記に示す効果が期待出来ます

効果 備考
酸化防止 発生した酸化物を速やかに溶かし、流動性スラグで溶湯表面を一様に被覆。 また、木炭に代わる低S・低水分な被覆材による還元性雰囲気。
溶落時間の短縮 酸化物に覆われたスクラップは溶落時間が長い。そこで、フラックスにより表面酸化物を溶かし込む事により溶落時間を短縮する。
ノロ中の玉金減少 流動性のあるノロを発生させる事により玉金の懸垂が少なく、地金成分も減少する
炉壁へのノロ付着防止とハツリ作業の低減 添加元素の影響により炉壁にノロが付着しますが、フラックスを用いる事により、炉壁のノロを溶かし且つ炉壁にフラックスが浸透しハツリ作業が容易に行える
不純物の除去 合金中の不純物を冶金化学的に優先的に除去させる
脱ガス効果 ブローホールの原因となる水素濃度を減少させる

代表的なフラックスとその効果

使用用途 フラックス 効果
酸化物の低減 M-7
TS-5
SDF-1K
CH-40

・発生酸化物の低減
・酸化物の発生抑制
・微小酸化物浮上




炉壁ノロ付着低減
歩留向上
巻込み低減

脱ガス(脱水素) D-5
DH-3

・溶湯水素量低減

ピンホール(巣)減少
フクレ減少

被覆材(カバリング) G-3
TDL-1
GL-1
・低S(硫黄)、低水分、低不純物なカーボン質被覆材
・木炭に代わる高品質被覆材
・還元性雰囲気で酸化防止と大気との接触遮断
脱不純物 DS-6
GCL
DF-2
・脱硫(脱硫黄)
・Si(ケイ素)、Fe(鉄)、Al(アルミニウム)、Mn(マンガン)等
銅合金有効成分以外の不純物を除去
炉洗い SD-2
SD-4
・炉壁に付着したノロの除去
・溝型低周波炉のチャンネル部の閉塞軽減

酸化物の低減用フラックスの効果と注意点

酸化物の低減用フラックスの注意点としては、溶解中の酸化物量を減少させますが、同時に耐火物、酸化物ともに耐火物で出来ている事が殆どです。よって、フラックスを使用し過ぎると、炉壁も溶ける事があります。
しかし、上手にフラックスを使用する事により、ノロ発生量が抑えられかつ炉壁へノロが付着し難くなり、安定操業が可能となります。
下記は黄銅3種におけるフラックスの投入量・投入タイミングを変化させたノロ発生量のグラフです。

フラックス投入量と投入タイミングの変更のグラフ
歩留向上による効果(10Ton溶解の場合)
(1.96-1.32)×430円/kg(平成23年1月電気銅・電気亜鉛価格)×10Ton(溶解量)=\27,520
歩留以外に期待のもてる効果
炉壁のハツリ作業軽減+炉容積の維持+純銅洗い等の回数削減

銅の豆知識

合金番号の表し方と溶解用フラックスでよく求められる用途

C1×××・・・Cu・高Cu系合金
C1220(脱酸銅)、C1700(ベリリウム入り銅)、C1940(鉄入り銅)等
水素性欠陥防止、Cu+α(種々金属)のα金属要因による欠陥の防止
C2×××・・・Cu-Zn合金
C2200(9・1丹銅)、C2600(7・3黄銅)、C2700(65・35黄銅)等
Zn酸化物(酸化亜鉛)防止、丹銅については水素性欠陥防止
C3×××・・・Cu-Zn-Pb合金
C3560、C3710(快削黄銅)、C3710(鍛造用黄銅)等
Zn酸化物(酸化亜鉛)防止、S(硫黄)量低減
C4×××・・・Cu-Zn-Sn系合金
C4250(Sn入り黄銅)、C4430(アドミラルティ黄銅)、C4640(ネーバル黄銅)等
Zn酸化物(酸化亜鉛)防止、銅分が高い合金については水素性欠陥防止
C5×××・・・Cu-Sn系合金、Cu-Sn-Pb系
C5191、C5212(リン青銅)、C5341(快削リン青銅)等
溶解中の被覆材(弱還元性)、リン系酸化物の除去
C6×××・・・Cu-Al系合金、Cu-Si系合金、特殊Cu-Zn系合金
C6161~C6301(アルミ青銅)、C6783(高力黄銅)、コルソン等
Al酸化物(酸化アルミ)防止、水素系欠陥防止、巻込み防止
C7×××・・・Cu-Ni系合金、Cu-Ni-Zn系合金
C7701(ばね用洋白)、C7025(コルソン)、各社開発銅
水素性欠陥防止、Cu+α(種々金属)のα金属要因による欠陥の防止
  • 銅の豆知識 その1
  • 銅の豆知識 その2